個人事業主の交際費、必要経費を計上するための3つのポイント

交際費、必要経費を税務上の必要経費として認めてもらうには、以下のポイントに注意が必要です。

1.事業に関係していること

交際費であれば、収入に繋がる活動なのかどうかが、ポイントとなります。
・お客様や取引先との食事、贈り物など、事業のために使ったお金であること。
・家族や友人とのプライベートな支出は経費計上できない。

2.記録・保存していること

支出を証明する領収証など書類の保存はもとより、相手の名前や、いつ、どこで、どんな目的で支出したのかなどを、記録しておきましょう。
領収証などにメモ書きするだけでも、将来、税務調査があったときに容易に説明することができます。プライベートで同様の支出があれば取っ
ておき、区別していることの説明ができると、なおよいでしょう。

3.常識の範囲内であること

支出する金額や接待の回数が、常識的な範囲内であることも大切です。金額が高額あるいは回数が多い場合は、その理由や必要性について、合理的に説明できるようにしておく必要があります。
法人とは異なり、交際費等の区分はなく金額にも上限はありませんが、税務調査においては法人よりも厳しく見られることもあるため、注意が必要です。

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