令和6年分 所得税確定申告の変更点

令和6年の確定申告時期は、来月2月17日(月)~3月17日(月)となっております。(※消費税は3月31日(月)まで)
今回の確定申告にて主な変更点をご紹介します。

(1)定額減税の実施と様式変更
 令和6年分での最も大きな変更点は、定額減税の実施です。これに伴い、申告書の様式が変更されています。
 配偶者や扶養親族について定額減税を適用する場合には、第二表の「配偶者や親族に関する事項」の「その他」欄に「2」と記入します。
 ただし、夫婦双方に所得がある場合で、対象となる扶養親族を有する時には、扶養控除と同様、どちらか一方でしか適用できません。

(2)住宅ローン控除の特例対象個人
 住宅ローン控除の適用について、令和6年居住分では借入限度額が引き下げられました。(最高4,500万円)
 ただし、子育て世帯や若年夫婦世帯に配慮して、特例対象個人に該当した場合には、従前の借入限度額(最高5,000万円)とされています。
 この特例対象個人とは、以下のいずれかに該当する個人をいいます。

◎夫婦のいずれかが40歳未満であること
◎19歳未満の扶養親族を有すること
※年齢等は、令和6年12月31日の現状による。

その他、令和6年分確定申告について、国税庁のホームページにて特集が組んでありますので、そちらをご参照ください。
令和6年分 確定申告特集

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