自己資本比率とは

自己資本比率とは、総資産に占める自己資本(純資産)の割合で、「自己資本÷総資産×100」で求めることが出来ます。
自己資本は、自己資本比率が高いほど、会社の長期的な安全性が高くなります。
自己資本比率を高めるには、〇自己資本を増やす 〇総資産を減らす ことが基本となります。

自己資本を増やすには
自己資本を増やすには、「利益を上げること」「増資をすること」が挙げられます。
但し、増資においては中小企業の税務上のメリットがなくなることが懸念されるため、増資額には注意が必要となります。

総資産を減らすには
総資産を減らすには、在庫や売掛金等、固定資産などの見直しを行います。
遊休資産がある場合には、これらを売却しその資金で借入金を返済することで、自己資本比率を改善することができます。
また、含み益を計上することで、利益を上げることにもつながります。

中小企業庁が2023年7月に発表した資料によると、直近2年分の自己比率は法人企業全体で40%程度となっています。

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